中秋の名月

昨夜は「中秋」。旧暦八月十五日。いわゆる十五夜。世に言う「中秋の名月」はこの日の月をいう。

幸い天気も良好で雲ひとつない空で、月を愛でるには絶好の日和である。幸い自分の部屋からは空がよく見えるため夜部屋で月見酒でも…ついでにちょっと写真でも撮るかいね…と思っており、晩飯の準備している母とそんな旨の話をしていると、
「今日と同じ満月は8年後しか見れないのよ」「その満月は20時13分がいいらしいのよ」
とかちょっとよくわからないことを言い出したので調べてみる。

どうも調べるとこうらしい。
旧暦は月の満ち欠けに合わせて作られている暦で、新月の日を1日とするが、月と地球の公転軌道の関係で、新月から満月までの日数が15日とは限らないため、旧暦八月十五日と満月が重なることが絶対ではない、ためだそうだ。およそ3〜4年ほど満月が続き、5〜8年ほど満月がずれるそうで、去年一昨年は満月だったが次は8年後とのこと。
で、お月様は常に満ち欠けしており、満月の夜だと言っても真の満月はほんのひと時なのだそうだ。昨日の場合は20時13分が(真の)満月なのだそうだ。
と、調べて初めて知ったわけだが、この情報は19時45分くらいに母が言い出した情報。
急げば綺麗な中秋の名月(真満月Ver)を収められるなと、月見酒は後でのんびりといただこうと、晩飯もほどほどにして大慌てで撮影の準備をしたのでした。



iso/200 f/10 0.004秒 200mm(PENTAX K-r)ちなみに撮影時間は20時13分00秒(数秒の誤差はありえます)のベストタイミング。
手持ちのレンズでは200ミリが最大望遠なのでここまでしか寄れなかった。
しょうがないので、切り取って多少寄せてみる。

iso/200 f/10 0.004秒 200mm(PENTAX K-r)をトリミング。こっちの写真は撮影時間は20時13分31秒(数秒の誤差はありえます)。
ピントが甘いのはいつものことですが、それにしたってクレーター曇っていないかい?と思っていたのだが、まぁ満月の月は満月だけに光を反射して一番白く光り輝いているためクレーターとか綺麗に見えないとあとで知った。半月あたりがクレーター撮影には向いているらしいのでクレーターはその内撮りたい。


まぁとりあえず、まんまるお月様がとれて満足したので、ついでに庭からの空を撮ってみた。
星空を撮るには空が満月の光で明るいので不利なんですけどね。


iso/200 f/3.5 30秒 18mm(PENTAX K-r)

iso/200 f/3.5 30秒 18mm(PENTAX K-r)

iso/800 f/3.5 4秒 18mm(PENTAX K-r)